ビジネスで使える法則7選

ビジネスで使える法則7選

ビジネスの世界では
たくさんの法則が存在しております。
偉大な諸先輩方がまとめ上げた法則ですが、
今でも残っているものはみんなの共感を得ていて、
尚且つ現実性の高いものが残っています。

そうでなければ、5年もしないうちに
淘汰されてしまいますよね。

まぁ確かに眉唾的な感じもしますが
幅広い法則を知っておくことで
判断に困った時の一助なれば幸いです。

今回は難しい数式などは抜きにして
法則の概要紹介だけに留めておきます。

ビジネスで使える法則

パレートの法則(ニッパチの法則)

8割の実績は上位2割が起こしているという法則。
これは実に幅広く
・上位20%の営業マンが、売上げ全体の80%をあげる。
・20%の売れ筋商品が、総売上の80%を稼ぎ出す。
・20%の上得意客が、総売上の80%をもたらしている。
・サイト訪問者の上位20%が、アクセス総数の80%を占めている。
・納税者の上位20%が、税金総額の80%を負担している。
などなど色んな場面に活用されます。
法則というよりも経験測に近いものではありますが、
私も業務中によくこのパレートの法則に則った
数字をお見受けすることが多々あります。
この法則を応用することで
・問題解決の際にどこに処置を施すのが効果的なのか
・最小の努力で最大の効果を得るにはどうするば良いか
を効果的に追求することができます。

ピーターの法則

階層的な組織に属する人間は必ず
その人が無能になるレベルまで昇進するという法則。
この法則から
・あらゆるポストは職責を果たせない無能な人間によって占められること
・まだ無能レベルに達していない者によって仕事は行われている
ということに言い換えられます。
私が大好きな法則の一つである。

メラビアンの法則

55%:Visual (視覚情報:見た目・表情・しぐさ・視線)
38%:Vocal (聴覚情報:声の質・速さ・大きさ・口調)
7%:Verbal (言語情報:言葉そのものの意味)
という割合で聴衆はプレゼンターを判断するというもの。
人は見た目が全てではないとよく言われますが、
確かにその通りです。
しかし悲しいことに人間は見た目で
相手を判断してしまうという法則です。

マーフィーの法則

・失敗する余地があるなら、失敗する
・落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、
 カーペットの値段に比例する
という冗談交じりな法則。
どちらかといえば経験則に近いですが
これにもちゃんと根拠があると考えます。
これは予想していた失敗が現実のものにならなかったら忘れ去られ、
失敗の度合いが大きければ大きい程印象に残る
ということだと思います。

茹でカエルの法則

ビジネス環境の変化に対応する事の重要性、
困難性を指摘するために用いられる法則です。
2匹のカエルを用意し、
一方は熱湯に入れ、
もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。
すると前者は直ちに飛び跳ね脱出・生存するのに対し、
後者は水温の上昇を知覚できずに死亡する。
という例えから来ています。
急激な変化は誰もが気がついて危機意識を持ちやすいのに対し、
ゆっくりとした変化はなかなか気がつかずに問題を放置しがちで、
それ故に気がついた時には
取り返しの付かないところに来ているという法則。
怖いですね。。。
そうならないように日頃から
セルフチェックを怠らないようにしましょう。

フットインザドア/ドアインザフェイス

いきなり本題のお願いをするよりも
誇大なお願いや、実現し易いお願いを
先に吹っかけてから
本題のお願いをすれば
引き受けて貰える可能性が
高くなるという法則。
フットインザドア
 ⇒本題の前に簡単なお願いをしましょう。
ドアインザフェイス
 ⇒本題の前に断られる前提で誇大なお願いをしましょう。
という法則です。

ピーク・エンドの法則

終わりよければ全て良しという法則。
終わる時に甘い重いをすれば
苦しい過程も少しは緩和されるというものです。
最後まで苦しいままで終わると苦い経験として
いつまでも記憶に残るというものです。

最後に

いかがでしたか。
偉大な先人たちの経験則からまとめ上げられた
法則たちをご紹介致しました。
法則を知っておくことで
注力しなければいけない所
日頃気をつけるべきところ
がなんとなく見えてくるのではないでしょうか。
今回は7個の法則をご紹介致しましたが
もっとたくさん有益な法則はあります。
また次の機会にご紹介したいと思います。

決して学校の授業では教えてくれませんが、
重要な法則ばかりです。

みなさんの仕事に少しでも役に立てば幸いです。
みなさんに幸あれ。

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