「一任」と「丸投げ」の明確な違い

「一任」と「丸投げ」の明確な違い

こんにちは、TAKEです。

「一任」と「丸投げ」は似て非なるものです。
今回はその違いを説明していきます。

先日、会社の研修があったんですが
そこで目からウロコな発見があったので
自分への戒めの意味も込めて記事にしたいと思います。

現在、人に仕事をお願いする立場の方は
日頃の自分を振り返って見て仕事のお願いが
「一任」ではなく「丸投げ」になっていないか
振り返ってみる機会にしてみてくださいね。

「一任」と「丸投げ」の意味

大辞泉では下記のようにまとめられている。
一任・・・物事の処理・決定のすべてをまかせること
丸投げ・・・本来なら担当すべき業務をそっくり他者に任せること

内容だけ見ると一任が良いことで、丸投げが悪いことだということは
ニュアンスとして感じていただけるでしょう。
それでは研修で学んだ明確な違いを下記に記していこう。

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「一任」は目的を共有する。「丸投げ」は目的を伝えない。

このブログでも再三出てくる目的の重要性が語られていました。
目的を伝えるか伝えないかで相手の理解度も大きく変わってきます。
目的を共有することで相手の行動の指針を示し
正しい方向に導いてあげましょう。

「一任」は経過報告を受ける。「丸投げ」は最後まで結果を知らない。

普段の僕はここが大きく抜け落ちていました。
経過報告はお金にならない作業ですが
軌道修正することができます。
もしも結果が出てきて全く違うものであれば
・作業者のモチベーションを大きく削ぐ
・手戻りに大きな時間(コスト)を要する
要因になるのでなるべく細かく雑談レベルでも良いので
経過報告を受けるようにしましょう。

「一任」は最後は依頼者が責任を取る。「丸投げ」は誰も責任を取らない。

多分、これが一番の違いだと思うし
依頼者が最後は責任を取るべきだと思います。
そのためにも前述した「目的を伝えること」と「経過報告を受けること」が
重要になってきて、結局は自分の裁量で仕事を進めていることを
肝に命じておきましょう。

最後に

自分の仕事を振り返ってみると丸投げになってしまっていたことが
ちょくちょく心当たりがあります。

今後はこの3点を意識して仕事を丸投げしないように
気をつけていきたいです。
仕事の丸投げが続くと間違いなくお互いの信頼関係に傷がつき
仕事がしにくくなります。

そうならないためにも、あなたも普段の仕事のお願いの仕方を
振り返ってみてはいかがでしょうか。
なにか新しい発見があるかもしれません。

あなたに幸あれ

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